私的ミステリ通信(第4回)資料
仁木 めぐみ


エリザベス・ジョージ(Elizabeth George)


1949年、アメリカオハイオ州生まれ。イギリスを舞台にしたミステリを書く。 1988年に第一作『大いなる救い』でアンソニー賞、アガサ賞、フランス警察小説大賞を受賞。貴族出身の警部リンリー主人公に重厚な本格ミステリを書いて いる。

<長編>
A Great Deliverance (1988)
 小菅正夫訳『そしてボビーは死んだ』(新潮文庫1991)/吉澤康子訳『大いなる救い』(ハヤカワミステリ文庫 1998)

Payment in Blood (1989)
 小菅正夫訳『血ぬられた愛情』(新潮文庫 1994)

Well-Schooled in Murder (1990)
 小菅正夫訳『名門校 殺人のルール』(新潮文庫 1996)

A Suitable Vengeance (1991)
 嵯峨静江訳『ふさわしき復讐』(ハヤカワミステリ文庫 1995)

For the Sake of Elena (1993)
 松本みどり訳『エレナのために』(ハヤカワミステリ文庫 1995)

Missing Joseph(1994)
 松本みどり訳『罪深き絆(上・下)』(ハヤカワミステリ文庫 1996)

Playing for the Ashes (1995)
 高橋恭美子訳『隠れ家の死(上・下)』(ハヤカワミステリ文庫 1997)

In the Presence of the Enemy (1996)
 天野淑子訳『消された子供(上・下)』(ハヤカワミステリ文庫 1999)

Deception on His Mind (1997)

In Pursuit of the Proper sinner (1999)

A Traitor to Memory (2001)

A Place of Hiding (2003)

<短編集>
The Evidence Exposed(1999)
・The Evidence Exposed
  茅律子訳「露見」、『優しすぎる妻<シスターズ・イン・クライム2>』(ハヤカワミステリ文庫 1992)収録
・I, Richard
・The Surprise of His Life
   茅律子訳「生涯最大の驚き」、「ミステリマガジン」97年1月号掲載

I, Richard (2002)
・Exposure
・The Surprise of His Life
・Good Fences Aren't Always Enough
・Remember, I'll always Love You