「翻訳通信」投稿規定
 
著作権と報酬
 投稿された記事の著作権は執筆者に帰属します。投稿された段階で、「翻訳通信」とインターネットの翻訳通信サイトへの掲載を許可されたものとみなしま す。

「翻訳通信」は無料の刊行物ですので、原稿料などの報酬は支払いません。掲載料などの支払いを求めることもありません。

投稿の締め切り
 当面は毎月5日を翌月号の締め切りとします。

掲載の可否の判断
 投稿された記事は発行人である山岡が掲載の可否を判断します。分野によっては、編集者や翻訳者、翻訳論研究者などに査読を依頼することがあります。可否 を判断した結果は投稿者にお知らせしますが、理由はお知らせできない場合もありますのであらかじめ了承いただければ幸いです。

 記事の書き直しや部分的な修正をお願いする場合があります。訂正の後にも掲載をお断りする場合があります。

 可否の判断にあたっては、「翻訳通信」の一般読者にとって読む価値があるかどうかを基準にします。出版に値する質であればもちろん掲載できると判断しま すが、出版の品質に達していなくても、読者に何かを伝えるように書かれていれば、掲載可能だと判断します。

投稿のフォームと添付書類
 投稿フォームは横書き用縦 書き用を用意します。翻訳の場合は原則として縦書き用のフォームを使ってください。翻訳以外の場合には、どちらかを選択してください。

投稿フォームはMSWord 2003のテンプレートです。MSWordで開いた後、「名前を付けて保存」を選び、「ファイルの種類」で「文書テンプレート」を選択し、適切な名前を付 けて保存してください。つぎに「ファイル」→「新規作成」を選択すると、テンプレートの一覧が表示されますので、「翻訳通信」用のテンプレートを選んでく ださい。

MSWordのテンプレートの使い方が分からない場合、横書き 用docファイル縦書き用docファイルを使ってください。

MSWord 2003以外のソフトを使用する場合には、以下の書式を使ってください。
横書き
第1ページ 見出しを除いて、23字×88行
2ページ目以下 23字×96行以下

縦書き
第1ページ 見出しを除いて、32字×54行
2ページ目以下 32字×56行以下

 翻訳の場合、原文をテキスト・ファイルまたはPDFファイルで添付するか、コピーを郵送ください。原文が英語以外の言語の場合、英訳のテキスト・ファイ ルかPDFファイルをあわせて送付ください。現在、翻訳する価値がある文書であれば、英訳があるのが普通だと思われますので、そういう文書を選択くださ い。また、既訳がある場合、代表的な既訳と参考にした既訳の該当部分をPDFファイルで添付するか、コピーを郵送ください。

 翻訳批評の場合、とくに注目する部分の原文と訳文をやはりPDFファイルで添付するか、コピーを郵送ください。

翻訳の原著
 翻訳の場合には原著の著作権という問題があります。そのため、「翻訳通信」に投稿できるのは原著の翻訳権を取得する必要がないものに限定します。著作権 法はきわめて複雑で、翻訳権を取得する必要がないかどうかを確認するのは容易ではありません。そこで、安全を期して、原著者の死後62年を経過している著 作に限定することにします(原著者の死後50年が経過すれば原則として翻訳権取得が不要になりますが、第2次大戦の戦勝国で出版された著作の場合、戦時加 算として、約11年半がこれに加わりますので、死後62年とします)。

分量
 とくに制限は設けませんが、横書きまたは縦書きのフォームで1ページを単位にし、空白行は30行以内に収めてください。

 投稿が5ページを超える場合、「翻訳通信」には一部を掲載し、残りをインターネットの翻訳通信サイトに掲載する場合があります。

 翻訳を投稿する際には、少なくとも原著のうち、30ページ以上を訳してお送りください。とくに理由がないかぎり、「翻訳通信」には一部を掲載し、全体を インターネットの翻訳通信サイトに掲載します。

合評会
 投稿が「翻訳通信」に掲載された方はその後、不定期に開催される合評会に招待します。

その他
 他人を誹謗中傷する投稿は掲載しません。また、仲間褒めと判断されかねない投稿も掲載しません。