私的ミステリ通信(第6回)資料
仁木 めぐみ


ジョ セフィン・テイ(Josephine Tey)

1896年〜1952年。本名エリザベス・マッキントッシュ(Elizabeth Mackintosh)。別名ゴードン・ダヴィオット(Gordon Daviot)。スコットランド出身。歴史ミステリ『時の娘』の他、6作の長編ミステリを書く。他に戯曲も書いている。

<長編>
〔アラン・グラント・シリーズ〕
The Man in the Queue (米題Killer in the Crowd)(1929)
*初版はゴードン・ダヴィオット名義

A Shilling for Candles (1936)
直良和美訳『ロウソクのために一シリングを』(ハヤカワポケットミステリ 2001)

The Franchise Affair (1948)
大山功訳『フランチャイズ事件』(ハヤカワポケットミステリ 1954)

To Love and Be Wise (1950)
河田清史訳『美の秘密』(ハヤカワポケットミステリ 1954)

The Daughter of Time (1951)
小泉喜美子訳『時の娘』(ハヤカワミステリ文庫 1977)

The Singing Sands (1952)

〔その他の長編〕
Miss Pym Disposes (1946)

Brat Farrar(米題Come and Kill Me)(1949)
堀田碧訳『魔性の馬』(小学館 2003)


〔ゴードン・ダヴィオット名義〕
Kif (1929)

Richard of Bordeaux(1935)  *戯曲